26歳女過去を引きずる私と決別するために安井金比羅宮に行きスッキリ
20代半ばのOLです。
数年前に縁切り神社に行ったときのことをお話しようと思います。
縁切り神社に行った理由は、大学時代に付き合っていた彼のことをズルズルと引きずり、新しい恋に踏み切れなかったことでした。
彼とは大学卒業後社会人になるタイミングですれ違い、自然消滅してしまったので、明確に終わりがなくわだかまりが残っていたのだと思います。
復縁できるものならしたいけれど、それよりも自然消滅という形がどうしても許せなかったのです。
そんな別れから1年後、仕事で京都出張に行った時に、ちょうど時間が出来たので京都の有名な縁切り神社に行きました。
ガイドブックを見ていて、近くにあるということが分かったという理由で、そのために京都まで行った訳ではありませんでした。
神社までの道すがら、彼と(おそらくいるであろう)新しい彼女の縁を切りたいと考えていました。
そして願わくば、彼が二度と幸せになりませんように、と。
しかし、いざ縁切り神社に足を踏み入れて立ち止まって考えたとき、本当に縁を切りたかった訳ではなく、過ぎ去った過去の男に未練たっぷりの私自身なんだな、と気づきました。
そのことに気づけたのも、縁切り神社の御利益のひとつかなと思っています。
あとから聞いた話によると、私のように「弱い自分と決別する」という意味で訪れる方も多いそうです。
実際、絵馬には「ギャンブルをやめたい」「お酒をやめたい」ということを書いていらっしゃる方も多かったように思います。
もちろん、「夫と不倫相手の縁を切りたい」という趣旨のものや、相手の住所や氏名、電話番号まで細かく書かれたものもありましたが……。
参拝後は、晴れやかな気持ちで境内を後にすることができました。
その後実際に元彼と会うこともなく数年が過ぎていますし、今は元彼よりも身長も収入も高い彼氏がおり、お互い結婚を意識しています。
少し駅から遠かったのが難点でしたが、京都以外に在住の方は縁切りデトックス旅行とでも称して行ってみることをおすすめします。
お金と時間を使って行動すると、それだけでなんだかすっきりすると思います。