32歳女、職場に対して、安井金比羅宮へ行き、悪縁を切り良縁を結ぶ

32歳女、職場に対して、安井金比羅宮へ行き、悪縁を切り良縁を結ぶ

京都で一人暮らしをしていた時の話です。

当時、27歳だった私は仕事がとても忙しく、昼食が取れない日々が続き、疲労から夕食を食べる気力も無くしていました。

また、女性が多い職場だった為、女性特有の陰口やいじめ、隣の席にいる気分の浮き沈みが激しい先輩に振り回されるなどしており、仕事だけでなく対人関係にも悩まされていました。

そうこうしている内に、体はみるみる痩せ細り身長160センチに対して体重38キロになってしまい、味覚がボケてしまう程、体は弱っていました。

そんな時、友人から有名な縁切り神社があるから一緒に行こうと誘われました。

正直、現状にうんざりしていた私は、何かご利益があればと軽い気持ちで友人と共に、安井金比羅宮へ行きました。

境内には様々な悪縁を切りたいという願いが書かれた絵馬が並び、くぐると悪縁が切れ、良縁を結ぶという縁切りの岩には、願いを書いたお札が岩の地肌が奥底に埋まるほどビッシリと貼り付けられていました。

異様ともいえる境内の様子に、これは本当に効力があるのかもしれないと思い始めました。

私は、当時の職場環境から可能なら良い方向で、無理ならどんな形でも構わないので離れることが出来たらと思っていたので、そのことを胸に縁切りの岩にお札を貼り付け、岩をくぐりました。

暫くは、縁切り神社にいったからという事実で満足し、いつか効力が出たらいいなと思いながら日々を過ごしていました。

すると、半年足らずで職場内での異動があり、隣の席の先輩とはお別れ。

今度は以前から親しくしてくれていた優しい先輩の隣へ異動することになりました。

それだけに留まらず、数年いなかった彼氏が突如出来、あれよあれよという内に結婚が決まりました。

しかも、結婚相手は府外に住んでいたため、私は結婚をきっかけに退社。

とてつもなく忙しく、鬱屈とした日々から一年半程でおさらばしました。

きっと、あのときにお願いした良い方向での縁切りが叶ったのだと思います。

ただ、願いが叶ったのは自身が真面目に日々を生きていたから、神様が叶えてくれたものだと思っています。

縁を切るというのは、その人の人生に大きな影響を与えると思います。

例えば、彼と彼女が別れて私のところにきますようにといったような、誰かの不幸の上に自分の幸せを願うような願いは叶わないか、叶ったとしても幸せになれないのではと思います。

日々、努力した結果、どうしても報われない場合に神様にお願いをするのが良いのではないでしょうか。